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桃太郎の話に出てくる食べもの

 

 医食同源・薬食同源と言われるように、食べものには我々の身体に様々な効用効果をもたらせてくれる力があります。

桃太郎の話は桃の実から元気健康な子供が生まれるというお話しと、お爺さんお婆さんが桃を食べて若返って子供を産むとういうお話があります。

どちらも桃の大きな力を表しておりますし、お供にあげる黍団子もビタミン・ミネラルたっぷりの重要なエネルギー源なのです。

 

・桃(もも)

  性味 : 甘、酸、温

  帰経 :心・肺・肝・胃・大腸経

  効用 :血液循環をよくする・血を補って元気をつける・腸を潤して消火を助ける・体力が弱って出る汗や、盗汗によい・皮膚を滑らかにする・通便、月経痛、口の渇きを和らげる。

  禁忌 :スッポンと一緒に摂取しない・アスピリンと一緒に摂取しない。

 

・桃仁(とうにん)

  性味 :苦、甘、平

  帰経:心・肝・肺・大腸経

  効用 :血液循環が悪くておこる生理不順・内出血の炎症や痛みを鎮める・血行をよくする・便秘を治す。

  禁忌 :桃仁は有毒なので、生で食べてはならない。

 

・黍(きび)

  性味 :甘、平

  帰経:脾・胃・肺経

  成分 :タンパク質、脂質、炭水化物、無機質(Na、K、Ca、Mg、P、Fe、Zn、Cu)、ビタミン(B1、B2,ナイアシン、B6、葉酸、パントテン酸)、食物繊維。

  効用 :碑・胃の虚弱によい。・肺に有益で、肺虚による咳や痰をとめる・アトピー性皮膚炎の改善

 

< A・S >

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