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桃太郎のルーツ②
桃太郎と「陰陽五行説」
桃太郎伝説は構造的に陰陽五行説の思想が深くかかわっております。桃は五行の「金」にあたり、金にたいする方位は「西」にあたります。西にあたる干支は申(サル)、 酉(トリ=キジ)、戌(イヌ)となり、桃太郎のお供がサル、キジ、イヌ、であるのは必然のことです。
また、鬼門(きもん)とされる北東には丑(牛)と寅(虎)が位置し、牛の角と虎のパンツをはいた鬼が想像できます。
そしてその反対側に位置するのは、猿・鳥・犬であり、桃太郎のお供は猿・鳥・犬となるのです。猿・鳥・犬の力を借りて、心の邪気を払い身体から病気を退治することが「桃太郎」の鬼退治であるのかもしれません。健康こそ、どんな財宝にも勝る宝ものですので、みなさんも健康に留意して桃太郎を楽しみましょう
< K・Y >
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