桃太郎のルーツは

 

①「古事記」の謎の神 オホカムヅミ(桃太郎のルーツともいわれる)

雷神を迎え撃つ霊力

 オホカムズミは「古事記」上巻、イザナキが黄泉国から逃走する場面に

 登場します。

 イザナギは桃の実三個を取って、追いかけてきた雷神を迎え撃ったと

 ころ、雷神は逃げ帰っていきました。

 この桃の実の功績を称えて、名前をオホカムズミと名付けたことで、

 オホカムズミとは「鬼をはらう威力をもつ大いなる神霊の意」と考えられ

 てるのです。

 桃に呪力があるとするのは、日本固有のものではなく、中国の道教など

 の影響もあります。

 

オホカムズミを祀る神社

 現在、オホカムズミを祀る神社には、犬山市の「桃太郎神社」と東京都多

 摩市の「熊野神社」などがあります。

 

桃はいつから日本にあったか

 日本では桃は食用に適さず、観賞用でした。食用となるのは、江戸時代

以降です。卑弥呼の宮殿跡の桃の実は食料ではなく、祭祀ようでした。

 

年中行事「追儺」

 桃はその強い生命力を持つが故に邪鬼を払う呪物となったのです。

   桃の弓、桃の杖、雷除守の札

 

桃太郎との関連

 桃の呪力は「桃太郎の話」につながっていて、

   桃が不老長寿の仙果であり、邪鬼を払う呪物

   であったからなのです。

 

桃太郎の成立は室町中期

 江戸時代に滝沢馬琴「童蒙話赤本事始」では五

   大昔話の一つとなり、明治時代には国定教科

   書に載りました。昭和に入り桃太郎の話は鬼

   (敵国)を退治する愛国的な昔話として国家

   によって宣伝されました。

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